[ ロボット ]

住宅内の移動を手助けするロボット、積水ハウスとマッスルが来年実用化

(2016/5/13 05:00)

積水ハウスは2017年内にも、被介護者の住宅内移動を支援するサービスロボットを実用化する。マッスル(大阪市中央区、玉井博文社長、06・6229・9550)と共同でロボ本体を開発。ロボに人を乗せて部屋間を移動できるような住空間を検証し、ロボ導入住宅の規格化も視野に入れる。16年秋をめどに試作機を完成して実証に着手する。

住宅内で使いやすいようにロボ本体のコンパクト化を進め、ロボに対応した廊下の幅や間取りを検討する。新築住宅のほか、ロボ導入のためのリフォーム提案も企画する。

ロボ本体はマッスルが開発した「ロボヘルパーSASUKE(サスケ)」をベースに改良する。サスケは被介護者をベッドから車いすに移乗させる作業を支援する介護ロボ。6月からパラマウントベッドが病院や介護施設向けに販売を始める。

積水ハウスとマッスルは一般住宅にもサスケの普及を狙う。そのため、移乗に加えて住宅用車いすの代替とし...

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(2016/5/13 05:00)

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