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(2016/5/30 05:00)
川崎市と東芝メディカルシステムズ(栃木県大田原市、瀧口登志夫社長、0287・26・6211)は、食中毒の原因菌を短時間で判定できるDNA検査装置を熊本地震被災地に供与する。熊本県保健環境科学研究所と熊本市環境総合センターに各1台を配置し、検査キット(検査用DNAチップカード)も各300枚提供する。期間は31日から約6カ月間を予定する。
同装置は検体から抽出した核酸サンプルを検査キットに添加し、装置にセットするだけで、サルモネラ菌や腸管出血性大腸菌など14種類の食中毒原因微生物を2時間程度で迅速・簡単に判定できる。両者が2015年1月に共同開発した。
岡部信彦川崎市健康安全研究所所長は「被災地の食の安全を守ることが重要。食中毒かを迅速に判定でき、治療や対策に結びつけられる」と利点を強調した。
(2016/5/30 05:00)
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