【熊本地震】熊本県内の求人減少 ４月、後半に震災影響

【熊本】熊本労働局は熊本地震の発生後を含む４月の一般職業紹介状況をまとめた。熊本県内の有効求人倍率は１・２７倍で過去最高だった。求人数が減ったものの求職数も減ったため。前半の新規求人数は前年同期比約３％増で推移したが、４月１６日以降は同約４２％減と震災の影響が顕著に表れた。

産業別の新規求人は、製造業が前月比マイナス２１・１％となるなど多くの業種で減少した。直接の被災だけでなく、被災した取引先の操業状況の様子をみているなど、雇用に慎重な姿勢がみられた。