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[ ロボット ]
(2016/6/21 05:00)
ファナックは20日、筑波工場(茨城県筑西市)に近接する土地約28万7000平方メートルを取得するため、茨城県と売買契約を締結した。用途は未定だが、ロボット工場を新設する方向で検討を進める。取得金額は55億6800万円。今後の需要増に対応する。
進出先は2007年に操業開始した筑波第二工場に近接する筑西市田宿地区周辺。同日開いた会見で稲葉善治社長は「将来どのような拠点にするかは検討段階だが、ロボット工場として活用する可能性が高い」と述べた。
同社は筑波工場で小型工作機械などを生産している。第一、第二工場の合計敷地面積は約31万平方メートル。新たに約28万平方メートルの土地が加われば、筑波工場の規模は現行の2倍弱に拡大する見通しだ。
ファナックは自社製ロボットのほぼ全量を本社工場で生産、月産能力は約5000台。受注量が月間4000台を上回る水準で推移しているため、能力増強が求められている...
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(2016/6/21 05:00)
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