- トップ
- トピックスニュース
[ トピックス ]
(2016/7/27 05:00)
小野薬品工業が2014年9月に発売した抗がん剤「オプジーボ」は、多くの患者が待ち望んでいた非小細胞肺がんなどの特効薬だ。十数年を費やし開発した画期的な新薬で、薬価が高水準に決まり、同社の急成長をけん引する。一方で政府は高騰する医療費の抑制の対応に迫られている。オプジーボの高い薬価にも意見は分かれる。新薬開発に膨大なコストをかける製薬会社、特効薬を使いたい多くの患者、医療費の抑制を求める政府、それぞれの立場を納得させる案の策定は至難の業だ。(大阪・香西貴之、斎藤弘和)
(残り:3,059文字/本文:3,459文字)
(2016/7/27 05:00)
※このニュースの記事本文は、会員登録 することでご覧いただけます。