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[ 医療・健康・食品 ]
(2016/7/27 05:00)
サクラグローバルホールディング(SGHC、東京都中央区、石塚悟社長、03・3270・1666)は免疫組織染色事業に参入する。免疫染色用試薬を手がける米ジーンメッド・バイオテクノロジーズ(カリフォルニア州)を買収し、自社開発した染色装置と組み合わせ2017年に米国市場に投入する。患者のタイプに合わせた「個別化医療」が各国で進む中、がんの種類や遺伝子変異を判別できる免疫染色の需要は拡大。先行する欧米勢を追撃する。
SGHC傘下で北米・南米地域で病理学的検査機器を販売するサクラファインテックUSA(SFA、カリフォルニア州)を通じ、ジーンメッドを十数億円で買収した。免疫組織染色事業は欧州が発祥。市場規模は約1400億円とされ、ここ数年、年6―7%ずつ伸びている。SGHCは27年に10%のシェアを目指す。
スイスのロシュグループや米ダナハー傘下のライカバイオシステムズなど、欧米の主要4社が...
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(2016/7/27 05:00)
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