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[ 地域経済 ]
(2016/8/17 05:00)
悲願の三大都市圏一体化へ
2027年に予定されるリニア中央新幹線の東京(品川)―名古屋間の開業まであと11年。愛知県では開業を見据えた街づくりの議論が佳境を迎えている。高層ビルの建設ラッシュから名古屋駅の再開発、周辺地域へのアクセス性向上などリニア・インパクトを最大限に生かそうと、国や自治体、経済界など関係者が連携し「オール・ナゴヤ」で知恵を絞る。さらに大阪延伸の前倒しによって関西産業界も早期に効果を引き込みたい考えだ。
(名古屋・杉本要、同・戸村智幸、同・一色映里奈、大阪編集委員・青木俊次)
【計画から40年余】
「この同盟会が設立されて約40年。ようやく目に見える形で実現が近づいてきた」。大村秀章愛知県知事は7月下旬、自身が会長を務めるリニア中央新幹線建設促進愛知県期成同盟会の総会の席でこう述べた。中央新...
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(2016/8/17 05:00)
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