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[ 自動車・輸送機 ]
(2016/8/17 05:00)
ドライブレコーダーの国内市場が活況だ。業務用から一般ドライバーへとユーザーのすそ野が広がっているほか、メーカー各社が運転支援機能付きなど高機能品を投入し、製品単価が上昇。ドライバーに安全運転を促す車載機器として存在感を高めている。ただ、海外メーカーなど参入企業が増え競争が激化する見通しで、今後は差別化に向けた独自戦略が求められそうだ。(下氏香菜子)
【安全運転意識】
ドライブレコーダーは走行中に前方の様子を動画で撮影する機能を持ち、主にカメラと撮影画像を処理・保存する本体で構成する。ドラレコは車の走行状況を常時記録できるため、万が一交通事故が発生した際の原因分析に役立つ。走行中の映像が常時録画されるため、日常から自然と安全運転を意識するようになり、結果的に事故防止につながるメリットがある。
調査会社のGfKジャパン(東京都中野区)によると、15年のドラレコ国内販売台数は前年比4割...
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(2016/8/17 05:00)
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