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[ 商社・流通・サービス ]
(2016/8/22 05:00)
豊田通商はケニアで一般の会社員や技術者向けに“トヨタ式”現場改善手法などの講座を9月に開設する。同社はアフリカビジネスに力を入れており、人材育成を通じて事業拡大を図るほか、日本企業の進出支援にもつなげる。ケニアは東アフリカ最大の経済規模で、成長が見込まれる。日本政府主導で27日から開催されるアフリカ開発会議(TICAD)に向け、経団連がアフリカ戦略の必要性を提言するなど、企業の関心は高まっている。
現地子会社が運営する人材養成機関「トヨタケニアアカデミー(TKA)」が新たな講座を始める。生産現場などでの問題解決手法と日本語に関する2講座で構成する。
問題解決講座は週1回の頻度で計6回開催し、受講者数は約20人の予定。トヨタ方式に基づいたPDCA(計画・実行・評価・改善)サイクルの説明や実践方法を伝授する。現地企業の業務改善に対する意識を醸成し、生産管理レベルの高度化につなげる。
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(2016/8/22 05:00)
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