- トップ
- 自動車・輸送機ニュース
- 記事詳細
[ 自動車・輸送機 ]
(2016/9/19 05:00)
(ブルームバーグ)米ゼネラル・モーターズ(GM)は16日、 タカタ製エアバッグを搭載した約100万台の車両のリコールに関して、米道路交通安全局(NHTSA)に対して期間の1年延長を求めた。対象となった車両について、死亡や負傷と関連した他のモデルと同様のリスクがないことが示されたと指摘した。
GMはNHTSAへの届け出で、インフレーターのテストを終え、「破裂のリスクは現在ない」と結論付けたとしている。
同社は「独自の設計上の特長」でエアバッグがより安全になっていると指摘。インフレーターの長期的な経年劣化の研究を行うために専門家を採用し、結果が出るまでに約1年を要するだろうと述べた。
NHTSAは硝酸アンモニウムを使った乾燥剤のないインフレーターのエアバッグを搭載した全車両のリコールを命じた。GMは今年末となっている98万台のフルサイズのピックアップトラクとスポーツ型多目的車(SUV)のリコールの期限を2017年末とするよう求めている。
原題: GM Seeks One-Year Delay in Recalling 980,000 Takata Airbags(抜粋)
(2016/9/19 05:00)