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[ 自動車・輸送機 ]
(2016/9/27 05:00)
独BMWは26日、トヨタ自動車と共同で開発している燃料電池を搭載した燃料電池車(FCV)のプロトタイプ(写真)を報道陣に公開し、2020年にFCVを実用化する方針をあらためて表明した。公開は日本初。同日、BMWグループリサーチ新技術研究本部パワートレーン研究部門執行役員のマティアス・クリーツ氏は、性能試験の結果、現時点で技術的には市場導入可能な段階としたものの「生産などにかかるコストがまだ高く、水素インフラも整備途上のため、トヨタと連携してこれらの課題を乗り越えたい」との認識を示した。
プロトタイプは、セダン「5シリーズ」をベースに、トヨタ製の燃料電池を搭載。スウェーデンでの極寒環境や南米の酷暑環境の下で実施した実験でも市場への導入が可能な段階と確認した。
市場投入を目指すFCVの世界統一基準は航続可能距離を最低500キロメートルに設定。通常車種の1割増しの価格で提供することを目標に据...
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(2016/9/27 05:00)
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