[ 商社・流通・サービス ]

韓進が経営破たん、危機感あらわの海運業界-新たな合理化模索

(2016/9/29 05:00)

  • 韓進海運のコンテナ貨物船(横浜港本牧埠頭で)

韓国の海運大手、韓進海運が破たんし、いまだに貨物が停留するなど、解決の糸口が見えず業界の混乱が続いている。破たんの引き金となったコンテナ船事業は市況低迷が続き、日本の海運各社も赤字を計上するなど人ごとではない。日本船主協会の工藤泰三会長(日本郵船会長)は28日の会見で、「邦船三社のコンテナ船のシェアを足しても9%程度で、生き残るためには何か考えないといけない」と危機感をあらわにした。

日本郵船、商船三井、川崎汽船の大手3社は韓進とともに、2017年4月にスタートする新アライアンス「ザ・アライアンス」に加盟する予定だった。ザ・アライアンスは業界3番手のシェアにとどまっており、韓進の破たんで、存在感の低下が懸念されている。

だが、工藤会長は「ザ・アライアンスに加盟するドイツのハパックロイドが、クウェートのユナイテッド・アラブ・シッピング・カンパニー(UASC)を...

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(2016/9/29 05:00)

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