[ その他 ]
(2016/10/19 05:00)
日刊工業新聞社が20日発売する月刊誌「工場管理11月号」は、「ポジティブスイッチON!社員を輝かせる足利流5S」を特集する。5S活動を無理なく定着させ、企業と社員の意識を変革させるポイント40項目をQ&A方式でイラストとともに解説。栃木県足利市の中小企業を中心に広まった、現場の自主性を尊重する「足利流5S」の考え方や手法を紹介する。足利流5Sに取り組んだことで企業体質が好転した事例も取り上げる。
菊地歯車(栃木県足利市)は現場が中心となり、整頓に使用する改善ツールを作成し、現場に導入した。社員が楽しみながら取り組み、業務効率向上につながったことを実感。活動が活発化した。
アルカリイオン整水器を開発・製造するOSGウォーターテック(埼玉県川越市)は、不要なもの捨てる「整理」の権限を現場の社員に任せることで活動をスピーディーに行い、5S定着に結びついた。また、活動の推進役となった若手社員が5Sをきっかけに、自主的に作業の合理化を提案するようになった。5Sを通して社員の力を引き出すマネジメントのコツも紹介する。
(2016/10/19 05:00)