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[ エレクトロニクス ]
(2016/10/21 05:00)
埼玉県で起きた地中送電ケーブルの火災を受け、電線業界ではケーブル交換の需要を見極めようとしている。今回の火災は旧式ケーブルの老朽化が原因とみられており、計画中のケーブル交換工事が早まる可能性が出てきた。30―40年の耐用年数を迎えるケーブルは首都圏だけで約1000キロメートルにも及ぶため、敷設工事費は数千億円規模になる見通し。仮に交換計画が前倒しになり発注が急増すれば“特需”となるが、一方で受注増に対応できるかどうか懸念する声も出ている。(渡辺光太)
【大電力送電向け】
今回、原因とされた油入り紙絶縁(OF)ケーブルは、大電力送電に適しており高度経済成長期に普及した。給油装置などのメンテナンスを行うことで、交換しないで使い続けるケースもあった。
1990年以降は絶縁体に樹脂を使ったCVケーブルが主流になり「現在ではCVケーブルに置き換わり、OFケーブルを製造している企業はほとんどいな...
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(2016/10/21 05:00)
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