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[ エレクトロニクス ]
(2016/10/24 05:00)
京セラが2016年に入り、子会社の本体への吸収合併を加速している。有機パッケージ基板の京セラサーキットソリューションズ、有機材料の京セラケミカル、パワー半導体の日本インターなどがそれだ。加えて、子会社同士の合併も立て続けに決断。組織体制の見直しは車載やスマートフォン向けなど各展開の強化にどうつながるのか。戦略を山口悟郎社長に聞いた。
◇ ◇
―子会社を本体に取り込む狙いは。
「当社の『アメーバ経営』を子会社でも実施しているが、実際には本体と温度差がある。考え方を合わせて経営スピードを強化することなどが狙いだ。例えば4月に取り込んだ京セラケミカルは、有機材料そのものを扱う唯一の事業体だった。だが事業規模が小さかったため大規模な投資が難しかった。吸収合併により半導体部品の事業本部に組み込んだことで、チャンスを生かしやすくなった」
―車載向けの強化にどうつなげますか。
「自動運転技...
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(2016/10/24 05:00)
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