ＪＩＭＴＯＦ２０１６・紙上プレビュー（２）ＭＳＴコーポレーションほか

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  ＭＳＴコーポ／スマートグリップ

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  ＪＢＭ／マスターキャム２０１７

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  大鳥機工／ＩＭＣ―５００

【ＭＳＴコーポ／５軸加工機の自動ワーク交換】

ＭＳＴコーポレーション（奈良県生駒市）はワークホルダシステム「スマートグリップ」クランピングヘッド油圧式を中心に出展。５軸加工機の自動ワーク交換に対応。コンパクトでテーブル・主軸への干渉が少ない利点などをＰＲ。加工テーブルに据えるヘッドとホルダ部の結合仕様は標準のＨＳＫ規格Ａタイプ。

【ＪＢＭ／加工時間の短縮、工具延命をＰＲ】

ジェービーエム（ＪＢＭ、大阪府東大阪市）は米ＣＮＣソフトウェア製のＣＡＤ／ＣＡＭソフトの最新版「マスターキャム２０１７」を中心に出展。一新した操作画面の使いやすさ、工具にかかる負荷を一定にする機能で加工時間の短縮、工具の延命効果などをＰＲする。このほかロボット制御ソフトの実演も予定。

【大鳥機工／ＭＣ全高下げ作業性を向上】

大鳥機工（鳥取市）は３軸マシニングセンター「ＩＭＣ―５００」を出品する。主軸４０番と呼ばれる競争の激しい普及機クラス。全高を下げ、テーブルの位置を作業者と近づけるなどして作業性を高めた。内製スピンドルにより主軸回転速度は標準品で最高毎分１万５０００回転。オプションで同２万回転まで高められる。高速切削に対応する。

【サーマル／特殊鋼焼き入れ１台で３種対応】

サーマル（東京都板橋区）は多機能熱処理炉「ＳＡＭ５０型」を出展する。油冷鋼や空冷鋼、ハイス鋼の３種類の特殊鋼の焼き入れを１台で対応する。省スペース化が図れ、初期投資費用が抑えられる。自動運転によるプログラムで操作が簡単。６面ヒーターで熱処理しムラが出にくい。加熱炉内の窒素ガスが酸化や脱炭を防ぐ。

【帝国チャック／段取り替えせずシャフトを加工】

帝国チャック（大阪府八尾市）は特殊チャックの「マルチジョウコンペチャック」で、本体部を出退式にした新機種を出展。ドライビングセンターと組み合わせて使う方法で、段取り替えの手間をかけずにシャフト全体を加工できる。このほか高精度でオーダーメード式の各種デザインチャックをＰＲする。