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[ 地域経済 ]
(2016/11/7 05:00)
【宇都宮】栃木県佐野市は官民を挙げて、1000年の歴史を持つ伝統工芸「天明(てんみょう)鋳物」の普及・伝承を図る。2017年1月から鋳物専任の「地域おこし協力隊員」が商品開発や会員制交流サイト(SNS)による情報発信を行う。首都圏からの参加者を対象にした「体験モニターツアー」も開く。また、佐野商工会議所が展示会に鋳物を出品するなど、天明鋳物の認知度を高め地域活性化につなげる。
天明鋳物は佐野の鋳物師(いもじ)の仕事を指す。作品には国の重要文化財に指定された素朴な鋳肌の茶釜などがある。鎌倉時代に確立し、江戸時代初期には数百の職人を擁するなど隆盛を極めたという。ただ他の産地の発展や生活様式の変化に伴う需要低迷で売上高減少や後継者難に直面し、鋳物師は現在10人弱にとどまる。
佐野市は現状打開には需要拡大が不可欠とし、佐野商工会議所と連携して天明鋳物の魅力発信や販路開拓、人材育成に総合的に...
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(2016/11/7 05:00)
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