２０１６フードセーフティ中部、開幕−イシダテクノなど、食の安全・安心を提案

• 

【名古屋】食品の加工、流通、販売に関する安全対策を紹介する展示会「２０１６フードセーフティ中部」（日刊工業新聞社主催）が９日、ポートメッセなごや（名古屋市港区）で開幕した（写真）。出展各社は異物混入対策など食の安全・安心に役立つ製品、サービスを紹介した。会期は１１日まで。

Ｘ線検査装置などを出展したイシダテクノ（同西区）の担当者は「異物混入が起きれば高額な回収費用がかかる。Ｘ線検査装置で予防できる」と提案した。背中の異物を吸い取る機器を出展したパイオニア風力機（同緑区）も「人による対策はミスが起きる」（担当者）と機械化の必要性を訴えた。

流通現場向けの機器も出展され、ジェイ・クリエイト（同熱田区）は水圧式リフトを披露。加藤静夫社長は「電気を使わずに重量物を持ち上げられる」とアピールした。