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[ 商社・流通・サービス ]
(2016/11/12 05:00)
三菱商事は11日、北陸地盤の食品スーパー、アルビスと包括的業務提携および資本提携に関する協議を始めると発表した。三菱商事によるアルビスへの出資比率を現在の8・71%から引き上げ、アルビスの連結化を目指す模様だ。三菱商事グループのコンビニエンスストア「ローソン」などとの連携により、アルビスの店舗展開の加速や商品調達・開発力強化につなげる。
両社は提携をテコに、三菱商事が出資するローソンやライフとの配送共同化や商品の共同開発、相互供給に取り組む方針。またローソンなどで採用している共通ポイントのアルビスへの導入や、アルビスが事業を展開する北陸地域以外への出店支援を通じて業容拡大を図る。
アルビスは北陸中心に54店舗を展開する同地域の食品スーパー最大手。2016年3月期の売上高は740億円(前期比5・1%増)。
(2016/11/12 05:00)