[ 機械 ]
(2016/11/21 05:00)
22日まで開催中の日本国際工作機械見本市(JIMTOF2016)を機に、工具分野で日本市場参入を果たす海外メーカーもある。ドイツの工具メーカー、カーナッシュ(ヘッデスハイム)は、日本市場の開拓を目指し、今回のJIMTOFに初出展した。
同社は1961年の創業。ソリッドカーバイド・ドリル、カウンターシンク、カーバイドチップ、スペースドリル、黒鉛ツール、CBNエンドミル、高硬度カッティング工具など幅広い製品群を持ち、販売先は50カ国以上に上る。
営業部門トップのサッシャ・カーナッシュ氏は、「JIMTOF出展を契機に日本市場に進出したい。日本で販売代理店も見つけられれば」と話している。
一方、イスラエルの超硬ねじ切り工具メーカー、カーメックス(マーロット)は、刃底チップ付きバーチカルミルスレッド「CMT」シリーズのラインアップを拡充した。メートルねじ、ユニファイねじに加え、今回、新製品のコーナーラウンジングチップや高速送りでも使用可能なスパイラルミルスレッドなどを出展。イスラエル・ノガエンジニアリング社の日本法人、ノガ・ジャパン(埼玉県上尾市)が販売代理店として拡販を進める。
(2016/11/21 05:00)