- トップ
- 商社・流通・サービスニュース
[ 商社・流通・サービス ]
(2016/11/23 05:00)
三菱商事は2017年2月をめどに、社内のITヘルプデスク業務に米IBMの人工知能(AI)「ワトソン」を導入する。IT機器やシステムに関する社員からの問い合わせに自動で対応し、問題解決の精度向上と業務効率化を図る。今後5年間で最大5億円のコスト削減を見込む。大手商社でワトソンを業務に導入するのは初めて。三菱商事は今後、ほかの業務にも横展開するほか、他社へのサービス提供も検討する。
■IT問い合わせ自動回答
三菱商事のITヘルプデスク業務を請け負う日本タタ・コンサルタンシー・サービシズ(日本TCS、東京都港区)が中心となり、ワトソンを使ってIT関連のFAQ(頻繁に尋ねられる質問)システムを開発する。導入費用は運用費を含め、5年間で2億5000万円を見込む。
現在のシステムは、検索機能で簡易的な操作説明や案内を行い、より詳しい説明は日本TCSのオペレーターが担っている。しかし、検索機能...
(残り:341文字/本文:741文字)
(2016/11/23 05:00)
※このニュースの記事本文は、会員登録 することでご覧いただけます。