- トップ
- 科学技術・大学ニュース
- 記事詳細
[ 科学技術・大学 ]
(2016/11/24 05:00)
大阪大学大学院情報科学研究科の伊藤雄一招聘(しょうへい)准教授らは、結露を画素として用いる“触れるディスプレー”を開発した。鏡面状平板で表面の温度分析を制御し、結露の生成と消滅および濃淡を表現する。人が触れた時の温度変化も検出できることから、双方向の電子看板や、鏡の特徴を生かした拡張現実(AR)試着システムで実用化を想定する。
簡易な方式で縦10×横10画素のディスプレーと、温度センサー搭載で利用者のタッチを検出できる縦2×横2画素のディスプレーを試作した。水蒸気の増加に伴い光沢度が増すため、温度を制御することにより9段階で濃淡のある結露を表現できることが分かった。
【開発したディスプレーについての説明動画】
(2016/11/24 05:00)