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[ 医療・健康・食品 ]
(2016/11/24 05:00)
住友化学は3年以内にIoT(モノのインターネット)やドローンなどを活用した次世代農業システムを開発する。日本が人口減少と高齢化に苦しむ中で、安心・安全な食料確保には農業の高度化が不可欠。作業効率の良い農薬・肥料や収率の高い種苗の開発に加えて、手作業の多い生育管理などの省力化も大きな課題となる。当面はコメ栽培を対象に農家の作業負荷を軽減できる技術開発を目指す。
住友化学が計画する次世代農業システムはセンサーやドローン、データベース(DB)サーバーなどで構成する。農作物・土壌の実測データや画像データ、気象庁の環境データなどを集約・解析して、生育管理だけでなく収穫時期や病害の予兆を自動検知できるプログラムなども開発する。
現在、同社の加西試験農場(兵庫県加西市)で2016年度からシステム開発に着手。今夏はレーザー計測器を試作して、農場で従来手作業だった稲の背丈...
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(2016/11/24 05:00)
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