[ ロボット ]
(2016/12/7 05:00)
【ニューヨーク=時事】米インターネット通販最大手アマゾン・ドット・コムは5日、食品などを販売するコンビニ型の実店舗「アマゾン・ゴー」を本社のあるシアトルに開設したと発表した。商品を店外に持ち出すだけで自動的に課金され、レジに並ばずに買い物が可能。現在はアマゾンの従業員だけ利用できるが、来年初めに一般向けの営業を開始する。
客はスマートフォンの専用アプリの画面をかざして入店。手に取った商品はセンサーが感知し、店を出るとアマゾンの個人アカウントに自動的に課金される仕組み。人工知能(AI)など「自動運転車と同種の技術」(同社)を活用したという。
売り場面積は約170平方メートルと、日本の平均的なコンビニより一回り広い。店内で製造したサンドイッチやサラダなどの軽食に加え、飲料や簡単に調理できる食材セットなども販売する。
アマゾンは昨年11月にシアトルに書店を開設するなど、実店舗の拡大を目指している。アマゾンのコンビニが増えれば、既存のスーパーには脅威となりそうだ。
(2016/12/7 05:00)
関連リンク
ロボットのニュース一覧
- ロボット工業会、ロボ活用サイト開設−中小にSI企業紹介、補助金情報も(16/12/07)
- 東証アローズに人型ロボ−富士ソフトの「パルロ」が見学者を案内(16/12/07)
- 野村証券、AI企業70銘柄をAIで選別−年度内にも連動型ETF上場(16/12/07)
- リノさんのロボット社会論(28)産総研の新型AI スパコンがロボットにもたらすもの(16/12/07)
- 米アマゾン、コンビニ進出−レジなし・自動課金にAI活用(16/12/07)
- 米フィットビットのパークCEO、「健康アドバイスにAIを活用する」(16/12/07)
- 埼玉県産振公社、メディカルロボ開発支援でセミ(16/12/07)
- グッドツリー、「ペッパー」用の介護向けアプリ提供(16/12/07)