- トップ
- ICTニュース
[ ICT ]
(2017/1/1 05:00)
超高齢化や労働人口の減少、エネルギー不足など、日本が抱える課題は数多い。それらの解決に向け、問われるのは日本発のイノベーションの担い手だ。「変革は辺境から起こる」という経営の格言にもあるように、既存の枠組みを超えた“異端”とも呼ばれる逸材の活躍がカギとなりそうだ。
(編集委員・斎藤実、松沢紗枝、葭本隆太)
イノベーションの中心地といえば米シリコンバレー。技術力や商才にたけた若者が世界中から集まり、卓越したベンチャーを次々と生み出している。
一方、日本では有能な人材の多くは大企業に集まる。ただ組織内での役割やルールを重視するため、優れた素養が埋もれしまうことが多々ある。それでも経済が右肩上がりの時は帳尻が合ったが、先の読めない変革の時代は安定志向では立ち行かない。
こうした中、産業界においてはさまざまな試みが始まっている。東京・丸の内にある共同利用...
(残り:2,288文字/本文:2,688文字)
(2017/1/1 05:00)
※このニュースの記事本文は、会員登録 することでご覧いただけます。