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[ ICT ]
(2016/12/29 05:00)
富士通はシステムエンジニア(SE)が担う広範な業務を人工知能(AI)で自動化するプロジェクトに着手する。同社は2万人規模と国内最大のSE集団を抱えるが、人海戦術に頼るSE業務をAIで一部代替し、人数を増やさずに生産性を高める手法を確立する。AI化した熟練SEのノウハウや自動化の仕組みをリモートで共有する「AIソリューションセンター(仮称)」の設置も検討中。これにより収益の源泉であるシステム構築(SI)事業の競争力を高める。
プログラムのバグ(不具合)取りや自動生成などのツールは市販されているが、熟練者でしかできない知的作業など広範なSE業務をAIに置き換える試みは業界初となる。手始めにシステムの要件定義や不採算案件の監査、トラブル発生頻度の予測など10個程度の業務を対象に、どこまで自動化できるかを検証する。
検討中のAIソリューションセンター構想では、人手を介さずに機械的に処理でき...
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(2016/12/29 05:00)
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