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[ 金融・商況 ]
(2016/12/30 05:00)
三菱UFJ信託銀行は法人向けに従業員一人ひとりの金融商品の知識を指数化して、資産形成を助言する業務を2017年1月に始める。法人顧客の従業員の金融知識を指数化するサービスは金融業界では初めて。企業型の確定拠出年金制度では導入企業は従業員への投資教育の機会提供が義務付けられているが、職種や従業員ごとに金融知識にバラつきがあるのが課題だった。17年に12社の導入を見込む。
金融知識の指数化はNTTデータ経営研究所と共同で開発した。各個人のライフプランや経済理論などに関する30項目の質問の結果で判定する。指数を3層に区切り、研修内容を年代ごと、層ごとに提供する。
導入企業の業界特性はもちろん、同一企業でも職種の違いを踏まえて独自のプログラムをそれぞれ策定する。退職後の生活設計やリスクを踏まえた丁寧な情報提供の体制を整える。企業の拠点ごとの座学に加え、インターネットでの研修も検討する。
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(2016/12/30 05:00)
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