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[ 建設・住宅・生活 ]
(2017/1/12 05:00)
鹿島は11日、ダムの堤体工事で、ダンプトラックの運搬とダンプアップ(荷下ろし作業、写真)の自動化に成功したと発表した。同作業の自動化は国内で初めてという。すでに自動化した工程を組み合わせることで、土砂の運搬から整形、転圧まで、自動化した建設機械でできる。熟練技能者の減少に対応し、従来作業の約5分の1の省力化を実現。将来は10分の1の効率化を目指す。
鹿島は建設機械を自動化した次世代建設生産システム「クワッドアクセル」で、ダンプの作業を自動化した。55トン積み級のコマツ製汎用ダンプに、全地球測位システム(GPS)機器や制御機器などを搭載。あらかじめ指示された場所までの運搬や、指定位置でのダンプアップを自動的に行う。
現在施工中の大分川ダム(大分市)での堤体工事で、ダンプと、自動化したブルドーザーと振動ローラーを組み合わせ、一連の作業を確認した。ダンプの自動化は、後付け装置の実装などにより費用400万―500万円でできる。今後は油圧ショベルの自動化に取り組む。
(2017/1/12 05:00)
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