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[ 建設・住宅・生活 ]
(2017/2/20 05:00)
【名古屋】今仙電機製作所は、バネと振り子の作用で歩行を楽にする機器「aLQ(アルク)=写真」を6月に発売する。医療・福祉向けに展開する無動力の歩行支援機「ACSIVE(アクシブ)」の技術を生かし、今回はウオーキングや山登りなどを楽しむ健常者向けの歩行支援機として開発。価格は未定だが、両脚で5万円以下と従来の7分の1程度を目指す。月1000台の販売を見込む。
今仙電機製作所が発売するアルクは、電気やモーターを使わない無動力の歩行支援機。利用者の腰と膝上で固定し、バネの力で脚の振り出しを楽にする。脚が高く上がって疲れにくくなるほか、歩行姿勢も良くなるという。当初は同社拠点のある愛知、岐阜県で販売し、全国に順次展開する。
アルクは子会社の今仙技術研究所(岐阜県各務原市)と名古屋工業大学の佐野明人教授が、2014年に共同開発したアクシブの技術を応用した。
今仙電機の主力事業である自動車部品の生産技術を生かし、従来は切削加工していた金属部品をプレス加工に切り替えて、量産コストを抑える考えだ。
(2017/2/20 05:00)
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