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[ 自動車・輸送機 ]
(2017/2/24 05:00)
トヨタ自動車は愛知県などと、製造過程で二酸化炭素(CO2)をほぼ出さない「低炭素水素」の供給網構築で連携する。再生可能エネルギー由来の電気やガスを既存の電力網・導管で運び、工場など利用場所の近くで水素をつくることで、水素の製造から利用までのCO2排出を極力抑える。走行時にCO2を出さない燃料電池車(FCV)に加え、その燃料となる水素の製造段階でもCO2の排出を減らし、低炭素社会の実現を急ぐ。
水素はガス改質や水の電気分解でつくる。低炭素社会の実現にはガスや電気の製造過程でのCO2排出削減が課題だ。現状では水素の輸送段階でも車両から排ガスが出る。
トヨタなどはゴミ焼却時に出る蒸気で発電する「ゴミ発電」や、下水処理で発生するメタンガスなど廃棄物由来の再生可能エネルギーを活用する。再生エネでつくった電気やガスを既存の電線や都市ガス導管に通し、水素利用場所に送る仕組みを構築。CO2削減だけ...
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(2017/2/24 05:00)
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