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[ 環境・エネルギー ]
(2017/3/1 05:00)
【名古屋】中部電力は28日、愛知県武豊町に建設する計画の石炭火力発電所「武豊火力発電所5号機」(出力107万キロワット)に木質バイオマス燃料の燃焼設備を追加し、2022年に稼働すると発表した。
出力全体の約17%の割合でバイオマス燃料を混焼して、石炭のみの場合と比べて二酸化炭素(CO2)排出量を年約90万トン削減する。バイオマス発電の電力量は年約12億キロワット時と、専焼設備も含めバイオマス発電としては国内最大になる。
「ブラックペレット」と呼ぶ加熱処理した木質ペレットを燃料に使い、専用のバーナーを付けて混焼率約17%を実現する。ブラックペレットは海外から輸入する。
中部電力は2030年をめどに中部地域の電力需要の20%強を水力や太陽光などの再生可能エネルギーでまかなう目標だ。15年度時点の再生エネの比率は約14%。木質バイオマス発電所の活用で、再生エネ比率をさらに1%程度高められるとみている。
(2017/3/1 05:00)
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