- トップ
- 医療・健康・食品ニュース
- 記事詳細
[ 医療・健康・食品 ]
(2017/3/23 05:00)
江崎グリコは同社独自のビフィズス菌「BifiX」が腸内細菌を大きく変化させ腸内の酢酸などを増加させることで、メタボリック症候群の悪化を抑えることを動物実験で確認した。研究成果は今後のヨーグルト製品開発などに生かす考え。
実験は古賀泰裕東海大学教授、服部正平早稲田大学教授との共同研究。脂肪を多く含む餌を食べた肥満のマウスにおなかで増えるBifiXと、おなかで増えないビフィズス菌ロンガム株のいずれかを7週間毎日与えた。BifiXを与え続けたマウスだけが内臓脂肪の蓄積が抑制され、糖代謝が改善した。
また、腸・血液の脂肪の蓄積を抑える効果が報告されている酢酸の濃度が上昇したことが分かった。
(2017/3/23 05:00)