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[ トピックス ]
(2017/3/31 05:00)
化学業界は中国の“成長痛”による想定外の追い風に一息つく。中国は悪名高い微小粒子物質「PM2・5」などの大気汚染や水質汚染など公害問題が深刻化し、ナイロン原料などの化学プラントの操業が停滞している。中国産品の供給量が減って、アジア市況は良好だ。中国政府は2018年から「環境保護税」の導入を決めて、対策に力を入れる。環境性能の高い日本の技術・製品の需要は拡大し、日本勢の商機はさらに広がりそうだ。
(鈴木岳志、堀田創平)
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(2017/3/31 05:00)
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