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(2017/4/11 05:00)
日刊工業新聞社が12日に発売する月刊誌「型技術」5月号では、「ダイカストの安定生産に向けた最新技術」を特集する。ダイカスト生産の安定化に寄与する、金型への表面処理やダイカストマシンの制御技術、CAEの解析機能など、最近の事例を紹介する。
ダイカストは金型内に高温の溶けた金属を高速・高圧で射出し、製品取出し後、離型剤の塗布により金型を急冷させる。過酷な条件で生産されるため、さまざまなトラブルが起こり得る。生産対象が薄肉化、大型化、複雑形状化する中、不良対策には多大な努力が払われている。
特集の総論記事では、ダイカスト生産で重要な金型の温度管理技術や鋳巣欠陥の削減技術、離型剤利用などの動向を紹介する。解説記事では、不良予防に欠かせないCAEソフトの活用方法について、その変遷を振り返りながら開発動向を述べ、課題も指摘する。また、近年取り組みが進む金属3Dプリンターによる金型製造も取り上げた。アイシン精機と日産自動車がそれぞれ3次元冷却構造をもつ金型を製造し、機械的性質や冷却性能などを検証した結果を紹介する。
(2017/4/11 05:00)
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