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[ エレクトロニクス ]
(2017/4/13 05:00)
シャープは12日、フルハイビジョンの16倍の解像度を持つ「8K」の70型映像モニター(写真)を6月30日に発売すると発表した。8Kモニターとして初めて高画質映像規格「HDR(ハイダイナミックレンジ)」に対応した。想定価格は800万円(消費税抜き)。放送、映像編集、医療、美術館など高精細な映像表示を必要とする業界に提案する。年間200―300台の販売を目指す。
シャープの8Kモニターでは、2015年から100台程度販売した85型に続く2機種目。グループ会社の液晶パネルを使い、受注生産で対応する。「8K/4K」のBS試験放送を受信できる受信機も4月14日に発売する。想定価格は700万円(同)。
日本国内で18年に8Kの実用放送が始まるのに対応し、シャープは同年に8Kテレビを製品化する計画。レコーダーなど周辺機器も「他社に先駆けて拡充する」(喜多村和洋デジタル情報家電事業本部副事業本部長)。次世代テレビの競争を優位に進める考え。
(2017/4/13 05:00)
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