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[ 機械 ]
(2017/4/26 05:00)
三菱重工業は広島製作所江波工場(広島市中区)で計画している米ボーイングの次期大型旅客機「777X」向け胴体部品について、今秋に本格生産に入る。生産にあたり、自動化を軸とする生産ラインを構築し、1ラインで13種類を製造する混流生産を始める。小型機を主力とする格安航空会社(LCC)の台頭などで、大型機需要は踊り場を迎えている。抜本的な生産改革で機体部品事業の収益性を高める。
三菱重工は現行機「777」と同様、777Xでも後部と尾部胴体を担当する。すでに新ラインで試験生産を開始し、本格稼働に向けた工程検証に着手した。
三菱重工はサイズの異なる13種類の胴体パネルを製造し、ボーイングに供給する。777向けパネルの製造では、種類ごとに13本のラインを並列に設置していた。さらに巨大な組み立て治具に固定してリベット(びょう)打ちなどの作業をしていた。
この手法では、機種ごとに治具が異なるため、...
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(2017/4/26 05:00)
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