- トップ
- 医療・健康・食品ニュース
- 記事詳細
[ 医療・健康・食品 ]
(2017/5/10 05:00)
サッポロビールが西日本地域限定で販売している缶チューハイ「サッポロ 愛のスコールホワイトサワー=写真」が好調だ。3月14日の発売後、9日間で年間目標とした13万6000ケース(1ケースは250ミリリットルの24本換算)の約半分を売り上げた。4月末の販売数量も、累計10万ケースを超えてほぼ8割を達成した。
好調の理由についてサッポロは、西日本で知名度の高い乳性炭酸飲料「愛のスコール」と協業したことに加え、エリア主導の取り組みが効果を上げたと分析している。こうした成果を、今後の販売戦略に生かす考えだ。
愛のスコールを生産する南日本酪農協同(宮崎県都城市)と提携した缶チューハイ。愛のスコールは西日本で1972年から売られているロングセラー商品で、乳性炭酸飲料の草分け。
西日本出身のサッポロ社員が、南日本酪農協同に協業を直接呼びかけた。サッポロは単なる地域限定商品でなく「エリアで長年根付いたブランドと協業したこと」が大きいと見る。営業現場でも南日本酪農協同とサッポロが連携をとるなど「新しい取り組みが生まれた」という。
(2017/5/10 05:00)