[ ICT ]
(2017/5/11 17:30)
【シアトル時事】米マイクロソフトは10日、人工知能(AI)による音声認識などでプレゼンテーションを自動翻訳する技術を公開した。シアトルで開催した開発者会議で、ナデラ最高経営責任者(CEO)はAIがあらゆる事業領域で「根本的な変化」をもたらすと述べ、活用を拡大する方針を強調した。
プレゼンの自動翻訳では、発表者が話した言葉が別の言語にリアルタイムで変換され、パワーポイント上に文字で表示される。基盤となる技術は今年4月から日本語に対応し、同社傘下の通信アプリ「スカイプ」にも応用されている。
ナデラ氏はまた、2015年7月に提供を開始した基本ソフト(OS)「ウィンドウズ10」が搭載されているパソコンなどの端末が5億台を突破したことを明らかにした。
(2017/5/11 17:30)