- トップ
- 科学技術・大学ニュース
- 記事詳細
[ 科学技術・大学 ]
(2017/5/23 05:00)
文部科学省委員会は22日、再生医療に使うため胚性幹細胞(ES細胞)を作製する京都大学研究チームの計画を大筋で承認した。厚生労働省が近く開く委員会で認められれば、医療用ES細胞が国内で初めて作られることになる。計画を申請していたのは京大ウイルス・再生医科学研究所の末盛博文准教授ら。不妊治療で使われなかった受精卵の提供を受け、10年間で20種類の作製を目標としている。ES細胞は人工多能性幹細胞(iPS細胞)と同様に体のさまざまな組織になる力を持ち、海外では臨床試験(治験)で患者に使われている。
(2017/5/23 05:00)