[ 機械 ]
(2017/5/29 05:00)
安川電機は窒化ガリウム(GaN)パワー半導体を搭載したアンプ内蔵サーボモーターの販売を始めた。同社によるとGaNパワー半導体搭載のアンプ内蔵サーボモーターの開発は世界で初めて。
これまでサーボモーターとモーターを制御するアンプは個別の部品としてそれぞれ分かれていたが、GaNパワー半導体の採用などによりアンプ部の小型化を実現。モーターとアンプ機能を一体化し、従来製品と比べアンプ部の体積を半減した。
エネルギーの損失が少ないGaNパワー半導体の採用により効率も向上。アンプ機能をサーボモーターに内蔵したことで制御盤の小型化、配線のスペースやコスト削減などにも貢献する。
小型化や高効率化が可能な商品として、ACサーボドライブ「Σ―7」シリーズに追加した。品ぞろえの拡充などにより、搬送装置や食品機械などでの需要を取り込む。
▲販売を始めたアンプ内蔵サーボモーター
(2017/5/29 05:00)