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[ 医療・健康・食品 ]
(2017/5/30 05:00)
日立製作所は簡単で痛みがなく、高精度に乳がん検診ができる超音波計測技術を開発した。リング状の装置で乳房を自動で読み取るため、検査者の技能に左右されずに微小な腫瘍も検出できる。北海道大学病院(札幌市北区)とヒトの腫瘍を用いた共同研究を始めた。2020年度をめどに技術を確立し、実用化を目指す。
同技術(イメージ)は360度の方向から超音波を照射・取得し、腫瘍の硬さや粘性、表面の粗さといった特性を計測できる。これまで超音波では難しかった乳腺内の微小な石灰化も可視化できるため、検診精度の向上に寄与できる。
受診者はうつぶせになって直径20センチメートルの検査容器に乳房を入れるだけで、痛みがなく安全に素早く検査できる。今回、同技術を用い直径5ミリメートルの犬の腫瘍の検出に成功した。
(2017/5/30 05:00)
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