ニイガタマシンテクノ、低価格の射出成型機 中国社と共同開発

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【新潟】ニイガタマシンテクノ（新潟市東区、常平典明社長、０２５・２７４・５１２１）は、中国の成形機メーカーの海天塑机と共同開発した射出成形機を発売した。全電動式と油圧・電動を組み合わせたハイブリッド式の２シリーズ。両社の技術力や部品調達網を結集して競争力を高め、国内外で販売を強化していく方針だ。

全電動射出成形機「ＣＮＳ１００」はニイガタの高精度な制御技術を搭載しつつ、海天からの部品調達などによってコストを約２０％低減。ハイブリッド成形機「ＪＮ１０８０Ｈ」は大型射出装置の電動化により高精密・安定成形を実現した。

同社はこのほど本社敷地内で開催した展示会「ニイガタプライベートショー２０１７＝写真」に併せて、サンプルの展示や成形の試験などを行う常設の展示場を開設。今後は工作機械も設置し、顧客に対する技術サポートを行っていく考え。常平社長は「価格競争力の高い製品をつくり、シェアを高めたい」と話している。