[ 機械 ]
(2017/6/6 05:00)
互栄機械(大阪市中央区、堅正佳昭社長、06・6763・2325)は、製造拠点を集約した第1工場(大阪府貝塚市)をリニューアルし、「中央テクニカルセンター」として本格稼働した。鉄鋼業界向けに展開する抽伸機、矯正機とともに、金網業界向けなどで使われる自動直線切断機の技術改良に注力する。改築費は約1000万円。2017年度からの5カ年計画で、同センターの設備能力を拡充し、他社製品との差別化を進めていく。
第2工場(大阪府泉佐野市)を3月に廃止し、第1工場に製造機能を集約した。中央テクニカルセンターの稼働に合わせ、自動直線切断機の製造技術と工場環境整備にそれぞれかかわる顧問2人を外部から迎えた。同センターの人員も17年度中に現在の8人から2倍近くに増員を計画する。
同社の16年3月期の売上高は約5億円。同センターでは「自動直線切断機は技術力を高めつつ、メンテナンス対応も強化していく」(梅元志信センター長)方針だ。
(2017/6/6 05:00)
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