[ 地域経済 ]
(2017/6/6 05:00)
【名古屋】愛知県は5日、最先端の遠隔型自動運転システムなどを活用した自動走行の実証実験を2017年度事業として同日から県下10市町で始めると発表した。3次元地図の技術を持つ事業委託先のアイサンテクノロジーをはじめ、アイシン・エィ・ダブリュや名古屋大学など計5社1大学が参加する。
名古屋市、春日井市、幸田町では警察庁新ガイドラインに対応する遠隔型実証を行う。豊橋市、日進市などでは新規ルートを中心に5カ所で県民に試乗のモニター調査をする。
実証車両は16年度に用いたトヨタ自動車の「エスティマ」「プリウス」を改造する。遠隔操作者が携帯情報端末などの音声や画像でリアルタイムに車両を監視する。
県は14年度から自動走行の実証実験を進めている。今後は参加を希望する31市町村と連携組織「あいち自動走行実証推進コンソーシアム」を設置し、実証事業を強化する。
(2017/6/6 05:00)
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