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[ 自動車・輸送機 ]
(2017/6/7 05:00)
IHIは欧エアバスの小型旅客機「A320ネオ」用エンジン「PW1100G―JM」向け部品を増産する。2017年度中にファンブレード関連部品の工場を長野県に新設するほか、相馬工場(福島県相馬市)で低圧圧縮機用IBR(動翼部と内側のディスク部を一体化した部品)の生産ラインを増設する。同エンジンは20年に800台(16年は約200台)以上の出荷を計画。足元で生産が急拡大している。IHIはグループ会社を含めた国内拠点の増強を進め、増産に対応する。
新工場は製造子会社のIHIエアロマニュファクチャリング(長野県辰野町)が、長野県箕輪町に整備する。他社の工場建屋と土地を購入。敷地面積は約3000平方メートルで、10月にも稼働する計画だ。投資額は数億円。
エンジン内部に空気を送り込むファンブレードの強度を高めるチタン製カバーを生産する。同部品はこれまで外部に生産委託していた。増産対応には外注とと...
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(2017/6/7 05:00)
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