関電、高浜３号機を再起動−来月上旬に営業運転

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関西電力は６日１４時に、高浜原子力発電所３号機（出力８７万キロワット、福井県高浜町）の原子炉を起動した。７日に核分裂が安定する臨界に達し、順調にいけば９日に発電を開始する。７月上旬に原子力規制委員会の最終試験を受け、営業運転を再開する予定。関電の原発再稼働は５月に発送電を始めた高浜４号機に続き２基目。国内では５基目となる。

関電は高浜３、４号機の再稼働で、９月ごろにも原油価格と為替レートの算定、火力発電所との燃料費の収益改善効果を考慮し、電気料金の引き下げ額を提示する予定だ。また今秋以降には、関電最大の大飯原子力発電所３、４号機（福井県おおい町、出力は各１１８万キロワット）の再稼働が予定されている。