[ 金融・商況 ]
(2017/6/9 05:00)
国際協力銀行(JBIC)は8日、世界最大の銅鉱山であるチリ・エスコンディーダ山の開発プロジェクトに、三菱東京UFJ銀行、みずほ銀行、三井住友銀行と5億ドル(約550億円)の協調融資をすると発表した。日本の銅資源の安定調達につながる効果が期待される。
三菱商事、JX金属、三菱マテリアルと現地企業が、2017年下期から銅精鉱を増産するための開発プロジェクトに必要な長期資金を融資する。
日本は銅精鉱の調達の99%を輸入に頼っており、約48%をチリから輸入している。同鉱山の銅生産能力は鉱山単体として世界一位で、良質な銅精鉱を産出するという。今回の開発プロジェクトにより銅鉱石処理量は年110万トンとなる。
(2017/6/9 05:00)
関連リンク
金融のニュース一覧
- 三井住友海上、中小の働き方改革支援−対策セミ・助言を無償提供(17/06/09)
- 経済スコープ・世界経済を読む(9)自由貿易のエンジン−成長回復、日本がアクセル(17/06/09)
- JBICとメガ銀、チリ銅鉱山に550億円融資 資源安定調達へ(17/06/09)
- MUL、米に新会社−航空機エンジンのパーツアウト事業に参入(17/06/09)
- 4月のリース取扱高3.6%増−パソコン更新需要好調(17/06/09)
- 父の日、過半数プレゼントなし−日生アンケート(17/06/09)
- オリックス生命、4月末の保有契約件数350万件超(17/06/09)
- 金融庁、債券のリスク管理強化−金利変動に基準見直しへ(17/06/09)
- 英EU離脱、資産運用会社のパリ誘致活発化−AFG(17/06/09)
- 株式相場/反落(17/06/09)
- 経営ひと言/メットライフ生命保険のサシン・N・シャーCEO「成長加速」(17/06/09)