[ 環境・エネルギー ]

東電と中部電、火力発電所の一体運営 3カ月前倒しで契約

(2017/6/9 05:00)

  • 握手する中部電力の増田義則副社長㊧と東京電力フュエル&パワーの佐野敏弘社長

東京電力ホールディングス(HD)と中部電力は8日、火力発電事業を統合する契約を結んだと発表した。両社が折半出資で設立したJERAに事業移管し、2019年度上期の統合を目指す。統合5年以内に年1000億円以上のシナジーを見込む。

発電出力が計約7000万キロワットの大規模なエネルギー会社が誕生する。東京電力フュエル&パワーの佐野敏弘社長は「グローバル企業を目指しながら、消費者に貢献したい」と述べた。

両社は9月末までの契約を目指していた。中部電は福島第一原子力発電所事故の処理費用を抱える東電の財務リスクを懸念していた。JERAの配当ルールを厳格化することで折り合い、3カ月前倒しで正式契約した。

(2017/6/9 05:00)

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