[ 地域経済 ]
(2017/6/13 05:00)
【宇都宮】栃木県立栃木工業高校(栃木県栃木市、湯澤修一校長、0282・22・4138)は、子どものプログラミング教育向けにプログラミング専用パソコン「SkyBerryJAM」を商品化した。ハンダ付けなどで組み立てた後、モニターにつなぎ、プログラムを打ち込むことでゲームなどが作れる。消費税込みの価格は2500円。初年度200個限定で販売する。
プログラミング専用パソコンは、VKS―tec(宇都宮市)に生産を委託し、藤井産業(同)などが販売する。藤井産業の大久保知宏取締役総務部長は「組み立てから実践まで身につけられる。(子どもたちに)プログラミングに興味を持ってもらうきっかけになる」と期待する。
栃木工高の情報技術科は、市販の「こどもパソコン」の操作性を高め、子どもが簡単に使えるように外部機器との接続やデータ保存機能の充実など改良に取り組んできた。2020年から小学校でコンピュータープログラミング教育が必修化されるのを見据え、栃木市内の小学校で出前講座などを開催しながら、プログラミング専用パソコンを商品化した。同校は商標登録を申請中。情報技術科の山野井清秀教諭は「高校のブランドイメージ向上につなげたい」としている。
(2017/6/13 05:00)
関連リンク
中小企業・地域経済2のニュース一覧
- 子どものプログラミング専用パソコン、栃木工高が開発 小学校必修化見据え(17/06/13)
- 横浜市、市内4大学と外国人留学生の就職支援で連携(17/06/13)
- モノづくり支える町工場の技(176)神代工業−顔が映る鏡面、バフで手仕上げ(17/06/13)
- 東京五輪への序章・区政70周年(9)板橋区−「ユニバーサル」掲げ国際交流(17/06/13)
- 磐田会議所、大手・中小製造業の懇話会を設置 交流で技術底上げ(17/06/13)
- 沖縄県の国際物流特区「技術集積進む」 沖縄県知事が工場視察(17/06/13)
- 大阪滋慶学園が30周年式典開く(17/06/13)
- 栃木県、20日に製造業IoTセミナー(17/06/13)