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[ 中小・ベンチャー ]
(2017/6/22 05:00)
サンスターライン(大阪市中央区、野瀬和宏社長、06・6267・9778)は、高速フェリーの日中・日韓航路を利用する顧客を増やすため、東京と大阪で営業スタッフを増強する。特に貨物利用運送(MTO)での利用拡大を目指す。営業強化により、2017年3月期の売上高38億円を、18年3月期に42億4000万円、20年3月期には50億円に引き上げる。
サンスターラインは東京支店、大阪本社でそれぞれ営業スタッフを2人増やし、北関東や北陸、中部地方、京滋(京都府・滋賀県)などこれまで手薄だったエリアで顧客を開拓する。同社はトラックなどで簡単に荷の積み下ろしができるロールオン・ロールオフ方式の高速フェリーを日中・日韓ルートで運航。大阪―釜山(韓国)間は約19時間で結ぶ。
通関などの手続きを加味すれば航空便との時間差は小さく、輸送費は7分の1から10分の1で済むという。一方、コンテナ便と比べると輸送費は約2―3倍だが、所要時間は29時間短縮。これらの特徴を生かし、機械や建機などを輸送する顧客を獲得する。
東京―釜山、東京―中国(山東省石島)、大阪―釜山、敦賀・金沢―馬山・釜山の航路で荷を増やし、18年3月期はMTO部門で前期比13%増の20億3000万円、運航部門は同7%増の18億円を目指す。一方、旅行部門は大阪―釜山の高速フェリーによる瀬戸内海クルーズを旅行代理店にPRする。貸し切り観光バスの増車などと合わせて利用を増やし、16年度比50%増の1500万円を目指す。
(2017/6/22 05:00)
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